2026年9月12日(土)、ジープが7人乗りSUV「コマンダー」の限定モデル「Jeep® Commander Overland Field Style Edition」を全国の正規ディーラーで発売する。合計100台という希少な枠の中に、純正カーサイドタープとスノーピーク製ルーフトップテントという2種類の特別パッケージを用意。「家族で自然の中へ出かけたい」というニーズに真正面から応えた一台だ。価格は標準パッケージが6,490,000円(税込)、スノーピーク「フィールドライズ」パッケージが6,600,000円(税込)。装備内容と限定台数を考えると、関心があるなら早めにディーラーへ足を運びたい。
この記事のポイント
- 合計100台限定・2026年9月12日発売。標準パッケージは6,490,000円(税込)、スノーピーク「フィールドライズ」パッケージは6,600,000円(税込)
- 全車にドライブレコーダー付きデジタルミラーと専用デカールを標準装備
- スノーピーク製ルーフトップテント「フィールドライズ」が選べる特別パッケージを設定
2種類のパッケージで選べる限定モデル
Stellantisジャパンの公式発表によれば、本モデルはジープ コマンダーの「Overland」グレードをベースに、アウトドア指向の特別装備を組み込んだ限定車だ。全100台を「標準パッケージ」と「スノーピーク フィールドライズパッケージ」に各50台ずつ振り分けており、ライフスタイルに合わせて選択できる構成になっている。
パッケージの選択肢が2本立てになっている点はこのモデルの大きな特徴だ。キャンプスタイルや家族の人数によって求める装備は異なる。「デイキャンプや海辺のレジャーで手軽に日除け空間がほしい」という層には標準パッケージのカーサイドタープが、「ルーフの上で寝てみたい、車上泊を楽しみたい」という層にはスノーピークとのコラボパッケージが刺さるだろう。どちらも「クルマをベースキャンプにする」という思想を核にしている点で一貫している。

全車共通の特別装備を確認する
パッケージを問わず全台に標準装備されるのが「Field Style Edition専用デカール」と「ドライブレコーダー機能付きデジタルミラー」の2点だ。
専用デカールは都市的な洗練さとアウトドアのスピリットを融合させたデザインで、コマンダーが元来持つ上品さをそのままに、アクティブな印象をプラスする仕上がりとなっている。一方のデジタルミラーは実用面での恩恵が大きい。高解像度の後方映像により視界を確保しつつ、内蔵のドライブレコーダーが日常使いでの安全性もサポートする。荷物や人員を満載した状態でリアの視界が狭くなりがちなSUVにとって、デジタルミラーの恩恵は特に大きい。
価格についてプレスリリースは、メーカー希望小売価格にベースモデルで有償オプションとなるペイント価格を含んでいると説明している。そのうえで標準パッケージについては、各種特別装備を標準装備しながらベースモデルの「Commander Overland」と実質同等の価格設定を実現した、としている。

標準パッケージ:カーサイドタープで「車が基地」になる
標準パッケージ(6,490,000円・税込)に含まれる目玉がジープ純正の新製品「カーサイドタープ」だ。車体の横に展開してシェードスペースを作り出すこのアイテムは、テントを建てるほどではないデイユースや、海辺・高原といった開放的なロケーションで特に映える。
セットには「カーサイドタープ本体」に加え「サイドウォール」「バスケットラック」「ロック式ルーフラック」が含まれる。タープとサイドウォールを組み合わせれば、風や視線を遮る半個室的な空間が生まれる。ルーフラックがロック式になっている点も、荷物を外に積んだまま移動するシーンを想定した設計で、実際のアウトドアユースを意識したパッケージ構成といえる。
ジープ純正のアイテムとしてパッケージに組み込まれているため、社外品を別途探して適合を調べる手間が省ける点も、実用上は小さくないメリットになる。

スノーピーク コラボパッケージ:ルーフの上が寝室になる
もう一方の「スノーピーク フィールドライズパッケージ」(6,600,000円・税込)は、新潟県三条市発のアウトドアブランド・スノーピークの新製品ルーフトップテント「フィールドライズ」を組み合わせた仕様だ。
「フィールドライズ」は、空気を注入することで自立するエアフレーム構造を採用したルーフトップテントだ。この構造により、設営と撤収を容易に行えるとされる。3列7人乗りというコマンダーの実用性はそのままに、ルーフトップキャンプや車上泊という選択肢が加わる点は、ファミリーキャンプの幅を広げてくれる。
パッケージには「ルーフラック(エアロタイプ)」と「フィールドライズ本体」が含まれる。標準パッケージとの価格差は110,000円(税込)で、この差額でスノーピークのルーフトップテントとエアロタイプのルーフラックが加わる計算になる。

ボディカラーと台数配分
限定100台のボディカラーは2色のみ。「ブリリアントブラッククリスタル」が60台、「パールホワイトトライコート」が40台という内訳だ。どちらも派手な色を避けた、アウトドアシーンでも都市のストリートでも浮かない落ち着いたカラーリングで、コマンダーの上質感と自然なマッチングが期待できる。
なお、パッケージごとのカラー別の配分については公式発表で触れられていない。希望する組み合わせがある場合は、販売開始のタイミングでジープ正規ディーラーに確認するのが確実だろう。
なお公式発表によれば、2026年はJeep生誕85周年にあたり、さまざまな限定車やイベント、キャンペーンの展開が予定されているという。

パッケージ構成とメーカー希望小売価格
| 項目 | 標準パッケージ | スノーピーク「フィールドライズ」パッケージ |
|---|---|---|
| メーカー希望小売価格(税込) | 6,490,000円 | 6,600,000円 |
| 限定台数 | 50台 | 50台 |
| パッケージ装備 | カーサイドタープ カーサイドタープ用 サイドウォール バスケットラック ロック式ルーフラック |
ルーフラック(エアロタイプ) スノーピーク ルーフトップテント「フィールドライズ」 |
| ベースグレード | Jeep® Commander Overland(3列7人乗り) | |
| 全車共通の特別装備 | Field Style Edition専用デカール/ドライブレコーダー付きデジタルミラー | |
| ボディカラー | ブリリアントブラッククリスタル(60台)/パールホワイトトライコート(40台) | |
| 発売日 | 2026年9月12日(土) | |
| 限定総台数 | 100台 | |
価格は税込のメーカー希望小売価格。メーカー希望小売価格には、ベースモデルで有償オプションとなるペイント価格が含まれる。限定台数・ボディカラーの台数は2026年8月28日の発表時点。ボディカラーの台数配分は限定100台全体に対するもので、パッケージごとの内訳は公表されていない。
Roadly編集部コメント
コマンダーはもともと「家族のための7人乗りSUV」というキャラクターが明確なモデルだ。そこにアウトドア装備をセットで乗せ、純正・スノーピークという信頼ブランドで品質を担保した今回の限定車は、「SUVを買ったけどキャンプ道具の準備が面倒で結局出かけていない」という層に刺さる提案だと感じる。装備を個別に揃えようとすると選択・取り付け・適合確認といった手間が発生するが、このモデルはそのプロセスを丸ごとスキップできる。ファミリー向けSUVとアウトドア装備をワンパッケージで提案する動きは国内外で増えつつあり、ジープがコマンダーでこの路線を打ち出してきたことは、同セグメントを検討している人にとって有力な比較対象となるだろう。
100台限定・2026年9月12日発売。スノーピークとのコラボや純正タープパッケージなど、装備の完成度は高い。気になる方はまず最寄りのジープ正規ディーラーへ。Roadlyでも続報が入り次第お伝えしていく。
情報源・出典
- 情報源:Jeep 公式(日本)
- プレスリリースタイトル:ジープ 限定車 「Jeep® Commander Overland Field Style Edition」発売
- プレスリリースURL:https://www.stellantis.jp/news/20260828_jeep_commander_field_style_edition
本記事は上記のメーカー公式プレスリリースを情報源として、Roadly編集部が事実情報を再構成・独自視点で執筆した解説記事です。プレスリリースの文章・構成・画像を複製したものではありません。詳細は上記リンクよりご確認ください。
※本記事は情報提供を目的とした解説であり、商品・サービスの購入や投資判断を推奨するものではありません。スペック・価格・発売時期等は変更される場合があります。