ビー・エム・ダブリュー株式会社は2026年9月29日、特別仕様車「MINI Cooper C Sloane Street Edition」および「MINI Cooper 5-Door C Sloane Street Edition」の販売を全国のMINI正規ディーラーで開始した。車名の由来はロンドンを代表する高級ショッピングエリア「スローン・ストリート」。英国流の洗練されたライフスタイルをコンセプトに据え、モノトーンを軸にしたデザインと充実した標準装備で差別化を図る。3ドアと5ドアの2モデル展開で、価格は450万円から。MINIらしいキャラクターを保ちながらも、より上質な日常使いを求めるドライバーへ向けた一台として注目を集めている。
この記事のポイント
- ロンドン発の品格コンセプト|スローン・ストリートをモチーフにしたモノトーンデザインが特徴
- 3ドア・5ドアの2モデル展開|税込450万円・462万円で2026年9月29日より販売開始
- 安全装備が充実|ドライビング・アシスタント・プラスとパーキング・アシスタント・プラスを標準装備
「スローン・ストリート」とはどんな場所か
スローン・ストリートは、高級ブランドの路面店が並ぶロンドン屈指の高級エリアとして知られる通りだ。MINIの公式発表によれば、このエリアは「上質でありながら肩肘を張らない雰囲気」を象徴しており、今回の特別仕様車のコンセプトとして採用された。
英国には「Sloane Ranger(スローン・レンジャー)」という表現があり、上品で育ちが良く、ファッション感度が高い、クラシックとモダンのバランス感覚を持つ人物像を指す言葉として使われてきた。今回の特別仕様車はまさにこの言葉が体現する世界観をデザインに落とし込んでいる。派手さを排しながらも存在感を放つという、MINIというブランドが元来持つ英国的なセンスと、スローン・ストリートが持つ文脈は非常に相性が良いといえる。

モノトーンで統一されたデザイン哲学
本モデルの最大のデザイン上の特徴は、エクステリアとインテリアのカラーがコントラストを成す「モノトーン」のコンセプトにある。公式発表によれば、ピアノ・ブラック・エクステリアを標準装備とし、フロントグリル・フレームやMINIエンブレムなどをピアノ・ブラックで統一している。これにより通常のFavoured TRIM装備車とは異なる、より引き締まった印象を演出している。
ボディーカラーとシートカラーの組み合わせにも明確なルールが設けられており、ダーク系ボディーにはベージュのベスキン・シート、ホワイト系ボディーにはブラックのベスキン・シートを合わせる設計だ。ボンネット・ストライプやコントラスト・ルーフといったMINIの定番エレメントも健在で、特別仕様車としての演出と、ブランドらしさのバランスがとれている。
インテリアにはベスキン・シートとブラック・インテリアカラーを採用。上質でプレミアムな室内空間を実現しており、コンパクトカーにありがちな「価格なりの内装」という印象を払拭する仕上がりになっている。
グレードと価格、ボディーカラーの選択肢
導入モデルは2種類。3ドアの「MINI Cooper C Sloane Street Edition」が税込450万円、5ドアの「MINI Cooper 5-Door C Sloane Street Edition」が税込462万円となっている。いずれも右ハンドル仕様で、2026年10月以降の納車を予定している。
ボディーカラーの選択肢はグレードによって異なる。3ドアモデルは「ナノク・ホワイト」と「インディゴ・サンセット・ブルー」の2色、5ドアモデルはそれに加えて「ミッドナイト・ブラックII」を選べる3色展開となっている。ミッドナイト・ブラックはピアノ・ブラックのエクステリアパーツとの相乗効果でより重厚感のある仕上がりが期待できる一方、ナノク・ホワイトを選べばブラックのインテリアとのモノトーンコントラストが鮮やかに映える。どの組み合わせを選ぶかで、同じ特別仕様車でも表情がかなり変わる点はおもしろい。
ホイールは17インチのUスポーク・グレーホイールを標準装備。落ち着いたグレーカラーはボディーカラーを問わず馴染みやすく、過度な主張を避けるデザインと一致している。

運転支援と駐車支援が充実の標準装備
本モデルが特別仕様車として際立つのはデザインだけではない。安全・運転支援装備の充実ぶりも注目ポイントだ。
運転支援システムとして「ドライビング・アシスタント・プラス」を標準装備。ストップ&ゴー機能付きのアクティブ・クルーズ・コントロールとステアリング・レーン・コントロール・アシストを含み、高速道路での長距離移動時にも疲労を軽減してくれる構成だ。
駐車支援面ではさらに充実しており、「パーキング・アシスタント・プラス」を標準装備。リバース・アシスト、並列・縦列対応のパーキング・アシスト、フロント&リアのアクティブPDC、パノラマ・ビュー、サラウンド・ビュー・システム、リモート3Dビュー、さらにドライブ・レコーダーまで含まれている。ペダル踏み間違い急発進抑制機能も備わっており、都市部での駐車シーンや日常の安心感を高める装備が一通り揃う。コンパクトカーでありながら、これだけの安全装備をまとめて標準化している点は、価格帯を考えると十分な訴求力がある。
MINI Sloane Street Edition 価格・主な装備
| 項目 | MINI Cooper C Sloane Street Edition(3ドア) | MINI Cooper 5-Door C Sloane Street Edition(5ドア) |
|---|---|---|
| メーカー希望小売価格(税込) | 4,500,000円 | 4,620,000円 |
| ボディー・カラー | ナノク・ホワイト/インディゴ・サンセット・ブルー(2色) | ナノク・ホワイト/インディゴ・サンセット・ブルー/ミッドナイト・ブラックII(3色) |
| ルーフ&ミラー・キャップ | ブラック/ホワイト | |
| トリム | Favoured TRIM(標準装備) | |
| シート/インテリア | ベスキン・ブラック/ベスキン・ベージュ、インテリア・カラーはブラック | |
| ホイール | 17インチ Uスポーク・グレー | |
| エクステリア | ピアノ・ブラック・エクステリア、ブラック/ホワイトのボンネット・ストライプ | |
| 運転支援 | ドライビング・アシスタント・プラス(ストップ&ゴー機能付ACC、ステアリング・レーン・コントロール・アシスト) | |
| 駐車支援 | パーキング・アシスタント・プラス(リバース・アシスト、並列/縦列パーキング・アシスト、アクティブPDC、ペダル踏み間違い急発進抑制、パノラマ・ビュー、サラウンド・ビュー、リモート3Dビュー、ドライブ・レコーダー) | |
| 販売開始/納車 | 2026年9月29日より販売開始/納車は2026年10月以降を予定 | |
価格は付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。自動車リサイクル法に基づくリサイクル料金が別途必要。メーカー希望小売価格は参考価格で、実際の価格は各MINI正規ディーラーが定めます。いずれも右ハンドル仕様。
Roadly編集部コメント
スローン・ストリートという固有名詞を冠することで、ただの「限定色モデル」で終わらず、ライフスタイルの文脈まで伝えようとするMINIのブランディングのうまさが感じられる一台だ。ベースとなるMINI Cooper Cは普段使いに十分なパワーユニットを持ちつつ、車体がコンパクトなので都市部での扱いやすさも魅力。今回の特別仕様車はそこに上質なインテリアと充実した安全装備を乗せてきた。450万円という価格帯はコンパクトカーとしては高めだが、装備内容と英国ブランドとしてのプレミアム感を考えれば、検討に値する選択肢といえる。ドライブそのものより「乗っている時間全体を豊かにしたい」という感覚を持つドライバーに特に刺さるモデルだろう。
2026年9月29日より販売が始まったMINI スローン・ストリート・エディション。英国らしい品格と実用性を兼ね備えた特別仕様車として、3ドア・5ドアの両モデルが用意されている。詳細は全国のMINI正規ディーラーで確認できる。続報や試乗情報はRoadlyでも引き続き追っていく。
情報源・出典
- 情報源:MINI 公式(日本)
- プレスリリースタイトル:特別仕様車 MINI SLOANE STREET EDITION 誕生
- プレスリリースURL:https://www.press.bmwgroup.com/japan/article/detail/T0461112JA?language=ja
本記事は上記のメーカー公式プレスリリースを情報源として、Roadly編集部が事実情報を再構成・独自視点で執筆した解説記事です。プレスリリースの文章・構成・画像を複製したものではありません。詳細は上記リンクよりご確認ください。
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