日産ノート/ノートオーラ 2026年改良まとめ|Black Edition登場・仕様変更の全ポイント
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日産ノート/ノートオーラ 2026年改良まとめ|Black Edition登場・仕様変更の全ポイント

2026.08.26

2026年8月24日、日産自動車はノート・ノートオーラ・ノートオーラNISMOの一部仕様変更と、新グレード「Black Edition」「Black Limited」の設定を正式発表した。フルモデルチェンジではないものの、内外装の質感アップ・快適装備の拡充・タイヤのグレードアップなど変更点は多岐にわたる。e-POWERコンパクトの購入を検討しているドライバーはもちろん、現オーナーにとっても「今が買い時かどうか」を判断する重要な情報だ。本記事では公式発表の内容を整理し、各変更点がどんな意味を持つかをRoadly編集部の視点で解説する。

この記事のポイント

4つの仕様変更ポイントを整理

今回の改良は「新型車の発売」ではなく、国内モデルの一部仕様変更にあたる。日産の公式発表によれば、変更の柱は大きく4つだ。

まず全体に関わる変更として、ノートの2WD寒冷地仕様未装着車およびノートオーラNISMOを除く全車で、従来の本革巻ステアリングを、合成皮革素材「テーラーフィット™」を採用したステアリングへ変更した。日産はテーラーフィット™を「ナッパレザーのような上質な触感と高い耐久性を備えた素材」と説明しており、触感を落とさずに耐久性を高める狙いとみられる。

次に、ノートオーラおよびノートオーラNISMOの2WD車で、ステアリングヒーターと前席シートヒーターが標準装備となった。対象は2WD車で、寒い季節の快適性が標準の状態で底上げされることになる。

3つ目は走行性能に関わる変更で、ノートオーラNISMOのタイヤをMICHELIN PILOT SPORT 5に変更。プレミアムスポーツタイヤとして定評のある銘柄であり、グリップ性能と転がり抵抗(燃費への影響)のバランス改善が期待できる。

4つ目として、ノートは物流費や原材料価格の高騰を踏まえた価格改定を実施。2WD Xが2,399,100円からとなっており、昨今のコスト環境を反映した改定だ。

日産ノート オーラ NISMO Black Limited のリアビュー、MICHELIN PILOT SPORT 5を装着

Black Edition/Black Limitedの魅力

今回の発表で最も注目を集めるのが、新設定の黒系特別グレードだ。「ノート Black Edition」「ノートオーラ Black Edition」「ノートオーラNISMO Black Limited」の3種類が用意され、それぞれ異なる個性を持つ。

ノートBlack Editionは、フロントグリル・ドアミラー・ホイールカバー・ブランドロゴエンブレムをすべてブラックに統一。インテリアも黒基調でまとめ、コンパクトカーとは思えないシックな雰囲気を演出する。さらに、インテリジェントアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーなどの先進安全装備を標準化しており、見た目だけでなく機能面でも充実の内容だ。ボディカラーには要望の多かったピュアホワイトパール/ミッドナイトブラック2トーンを新たに設定した点も見逃せない。

ノートオーラBlack Editionは、ブラックグリルフィニッシャー・ブラックヘッドランプインナーパネル・専用ブラックアルミホイールなど、プレミアムコンパクトらしい精悍さを加える一方、NissanConnectナビゲーション・BOSE®パーソナルプラスサウンドシステム・ETC2.0・プロパイロットをすべて標準装備とした。単なる「黒いオーラ」ではなく、実質的にフル装備に近い仕様だ。

ノートオーラNISMO Black Limitedは、NISMOシリーズのアイコンであるレッドアクセントをあえてブラックに置き換え、「走りへの情熱を内に秘めた」世界観を構築している。専用デカールと専用エンブレムも装着され、内外ともに特別感を高めている。

日産ノート Black Edition のリアビュー、ブラックホイールカバーとピュアホワイトパール/ミッドナイトブラック2トーン

グレード別価格と選び方の目安

公式発表の価格(消費税込み・全国希望小売価格)をグレード別に整理する。

【ノート】
・2WD X:2,399,100円
・2WD X Black Edition:2,499,200円
・4WD X FOUR:2,685,100円
・4WD X FOUR Black Edition:2,785,200円

Black Editionへの上乗せ額は約10万円。専用装備や先進安全装備の標準化を考えると、コスパは悪くない水準だ。

【ノートオーラ】
・2WD G:2,849,000円
・2WD G Black Edition:3,271,400円
・2WD G leather edition:2,951,300円
・2WD G leather Black Edition:3,362,700円
・4WD G FOUR:3,096,500円
・4WD G FOUR Black Edition:3,518,900円
・4WD G FOUR leather edition:3,198,800円
・4WD G FOUR leather Black Edition:3,610,200円

オーラのBlack Editionはナビ・BOSE・プロパイロット込みの価格なので、単純な差額で判断するより「どの装備が自分に必要か」で検討したい。

【ノートオーラNISMO】
・2WD NISMO:3,163,600円
・2WD NISMO Black Limited:3,644,300円
・4WD NISMO tuned e-POWER 4WD:3,531,000円
・4WD NISMO tuned e-POWER 4WD Black Limited:4,011,700円

NISMO tuned e-POWER 4WDおよびBlack Limitedは持込み登録車となり、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)の取り扱いとなる点に注意が必要だ。購入前に販売店への確認を推奨する。

日産ノート オーラ NISMO Black Limited のフロントビュー、レッドアクセントをブラックで統一した専用エクステリア

AUTECH特装車も同時改良

日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は同日、カスタムカーのAUTECHシリーズおよび助手席回転シート仕様車の仕様変更も発表している。

主な変更点として、ノートAUTECH LINEのフロントバンパーフィニッシャーがクロームからボディカラー同色に変更され、よりスッキリとした印象に。また、AUTECH LINEおよび助手席回転シートの2WD寒冷地仕様未装着車を除く全車で、ベース車と同様にステアリングをテーラーフィット™採用品へ変更した。ノートオーラ特装車の2WD車でも、ステアリングヒーターと前席シートヒーターが標準装備となった。

助手席回転シート仕様にはBlack Editionをベースとした新グレードも追加されており、介護・福祉用途でも黒系の精悍なスタイルが選べるようになった点は、従来の「特装車=実用一辺倒」というイメージを変えるうえで興味深い動きといえる。

特装車の価格帯は、ノートAUTECH LINE(2WD)の2,509,100円から、ノートオーラ助手席回転シート G FOUR Black Edition(4WD)の3,628,900円まで幅広く設定されている。

日産ノート AUTECH LINE のフロントビュー、フロントバンパーフィニッシャーをボディカラー同色に変更

ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO 全国希望小売価格

ノート
駆動方式 グレード 価格
2WD X 2,399,100円
X Black Edition 2,499,200円
4WD X FOUR 2,685,100円
X FOUR Black Edition 2,785,200円
ノート オーラ
駆動方式 グレード 価格
2WD G 2,849,000円
G Black Edition 3,271,400円
G leather edition 2,951,300円
G leather Black Edition 3,362,700円
4WD G FOUR 3,096,500円
G FOUR Black Edition 3,518,900円
G FOUR leather edition 3,198,800円
G FOUR leather Black Edition 3,610,200円
ノート オーラ NISMO
駆動方式 グレード 価格
2WD NISMO 3,163,600円
NISMO Black Limited 3,644,300円
4WD NISMO tuned e-POWER 4WD 3,531,000円
NISMO tuned e-POWER 4WD Black Limited 4,011,700円

価格はすべて全国希望小売価格(消費税込み)です。エンジン型式は2WDがHR12DE-EM47、4WDがHR12DE-EM47-MM48。NISMOの「NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート」オプション装着車、およびNISMO tuned e-POWER 4WD、NISMO tuned e-POWER 4WD Black Limitedは持込み登録車で、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(NMC)の取り扱いとなります。

Roadly編集部コメント

今回の改良で個人的に評価したいのは、テーラーフィット™へのステアリング変更とシートヒーター標準化の組み合わせだ。本革は確かに高級感があるが、経年劣化や手入れの手間を考えると、高耐久の合成皮革への切り替えは「現実的な上質さ」を求めるユーザーには歓迎されるはず。ヒーター標準化は特にオーラユーザーの満足度を底上げするだろう。

Black Editionについては、ノートで差額約10万円、そのなかにインテリジェント アラウンドビューモニターやインテリジェント ルームミラーまで含まれる。見た目の特別仕様というより、装備をまとめて引き上げるパッケージと考えたほうが実態に近い。ただし、NISMOのBlack Limitedは価格が4WDで400万円超えになる。「プレミアムコンパクト」の枠を超えつつある価格設定だけに、購入の際は自分のニーズと予算の棚卸しをしっかり行いたい。

ノート系の今回の改良は「マイナーチェンジ」という言葉以上に、日常の使い勝手と個性表現の両面を底上げする内容だ。Black Editionの登場で選択肢が広がり、次の乗り換えのタイミングを検討しているドライバーには見逃せないアップデートといえる。続報や試乗レポートにも注目したい。

情報源・出典

本記事は上記のメーカー公式プレスリリースを情報源として、Roadly編集部が事実情報を再構成・独自視点で執筆した解説記事です。プレスリリースの文章・構成・画像を複製したものではありません。詳細は上記リンクよりご確認ください。

※本記事は情報提供を目的とした解説であり、商品・サービスの購入や投資判断を推奨するものではありません。スペック・価格・発売時期等は変更される場合があります。

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