ルート概要
飯田山本ICを降りたら、国道153号線を北上しながら南信州の山懐へと向かう。天竜川沿いの穏やかな景色を抜け、阿智川に沿って山間部へ分け入ると、やがて昼神温泉郷の看板が目に入る。ここまで高速降口から20分足らず。街の喧騒が嘘のように消え、澄んだ山の空気が車内に漂い始める。
昼神温泉で湯に浸かり体をほぐしたら、いよいよ富士見台高原ヘブンスそのはらへ。ゴンドラで標高1,400m超の山頂エリアへ上れば、環境省が2006年に認定した「日本一の星空」がどこまでも広がる。都市部の光害とは無縁の暗闇の中、天の川が肉眼ではっきりと確認できる瞬間は、走ってきた甲斐を何倍にも返してくれる。総距離約36km・所要約34分とコンパクトながら、満天の星・名湯・山岳ドライブの三拍子が揃った贅沢なルートだ。
ルートマップ
チェックポイント
Start
飯田山本IC
中央自動車道・飯田山本ICがスタート地点。名古屋方面からも東京方面からもアクセスしやすく、降りてすぐ国道153号線へ接続できる。インター周辺にはガソリンスタンドやコンビニが点在しているため、夜間ドライブ前の燃料補給や食料調達はここで済ませておきたい。
Point 01
国道153号線沿いに立地する道の駅で、南信州産の野菜や山の幸が並ぶ地元密着の直売所。隣接する「ひまわりの湯」では日帰り入浴も可能で、ドライブ途中の休憩に最適。星空ドライブの帰路に立ち寄るドライバーも多く、夜間でも開いているエリアの確認を事前にしておくと安心だ。
Photo by takeshi shinjukuzame-Y50 _VQ35HR via Google Maps
Point 02
阿智村を代表する温泉地で、pH9.7を超えるアルカリ性単純硫黄泉は「美人の湯」として名高い。旅館や日帰り温泉施設が点在し、星空ナイトツアーとセットで宿泊するプランが楽天トラベル・るるぶなど多数のメディアで紹介されている。星空鑑賞の前後に湯につかると、山の冷気でキリッと引き締まった肌がしっとりと整う。
Photo by Tonobo Natu via Google Maps
Point 03
阿智村全体が光害の少ない山間盆地に位置し、環境省の全国星空継続観測で2006年に「日本一の星空」と認定された。村内では季節ごとに星空イベントが開催され、年間を通じて観光客が絶えない。特に空気が澄む秋冬は天の川や流星群の観望条件が良く、夜間にエンジンを止めて空を見上げるだけで非日常の体験が待っている。
Photo by anna via Google Maps
Goal
標高1,400mを超える富士見台高原へと誘うロープウェイ・ゴンドラの拠点施設。ナイトツアーでは山頂エリアで天の川や惑星を専門スタッフが解説しながら案内してくれる。晴天率の高い阿智村ならではの透明度で、肉眼でも無数の星が降り注ぐような感覚を味わえる。シーズン中は事前予約推奨で、早めに席を確保しておくのが賢明だ。
Photo by ヘブンスそのはら via Google Maps
フォトギャラリー
実用情報
ドライブガイド
| 出発地 | 飯田山本IC |
|---|---|
| 目的地 | 富士見台高原ヘブンスそのはら |
| 距離 | 約36km |
| 所要時間 | 約0.6時間 |
| 難易度 | 初級 |
| ベストシーズン | 春・秋|新月前後の時期が最も星空の条件が良く、秋(9〜11月)は空気が澄んで天の川の視認性も高い。春(4〜5月)も穴場シーズン。 |
| 有料道路 | 中央自動車道を利用する場合、飯田山本ICまでの高速料金が発生します。ルート上(IC降車後)の有料道路は特になし。 |
| 駐車場 | ヘブンスそのはら駐車場は無料・約1,000台収容可。ナイトツアー開催日は混雑するため、開始2時間前までの到着を推奨。昼神温泉各宿泊施設にも駐車場あり。 |
| 注意事項 | 冬季はヘブンスそのはらへのアクセス路が積雪・凍結するためスタッドレスタイヤ必須。ナイトツアーは完全予約制で、シーズン中は数週間前に満席になることも多い。山頂は夏でも防寒着を持参のこと。 |