ルート概要
群馬県を代表するドライブルートのひとつが、草津温泉を起点に国道292号・志賀草津道路を北上し、志賀高原の渋峠を目指すこのコースです。総距離約111km、標準所要時間は約2時間25分ながら、立ち寄りスポットが連続するため、余裕をもって半日〜1日プランで組むのがおすすめです。標高2,172mに達する渋峠周辺では、本州の国道上でもっとも高い地点を自らのハンドルで走り抜けるという、唯一無二の達成感が味わえます。
草津の湯畑を眺めてからエンジンをかけ、国道292号を北へ向かうと、道は徐々に高度を上げながらワインディングへと変化します。白根山の噴煙が見え始め、やがて視界が一気に開けると、連なる山々と青空のコントラストが広がります。秋には山肌を染める紅葉、春には残雪との対比が美しく、どのシーズンに訪れても異なる顔を見せてくれる懐の深いルートです。走り応えのある峠道と、温泉地ならではのゆったりした時間の両方を、一本の道で楽しめる点がこのルートの真骨頂です。
ルートマップ
チェックポイント
Start
日本三名泉のひとつに数えられる草津温泉のシンボル、湯畑からドライブをスタートします。毎分数千リットルが湧き出す源泉と硫黄の香りが旅の始まりを印象づけます。早朝は観光客が少なく、湯けむりたなびく静寂な湯畑を独り占めできる贅沢な時間帯です。駐車場は周辺に複数あり、出発前の腹ごしらえには温泉街の食堂が重宝します。
Photo by yoh haduki via Google Maps
Point 01
草津白根山・湯釜展望台
国道292号沿いに位置する草津白根山の湯釜は、エメラルドグリーンの火口湖として名高いスポットです。強酸性の水面が放つ独特の色彩は、一度見たら忘れられない光景です。ただし火山活動の状況により立入規制が変わるため、訪問前に最新の規制情報を必ず確認してください。展望台付近の駐車スペースは台数に限りがあり、休日は早着推奨です。
Point 02
草津白根山を越えると、長野県境に近い山田峠付近に差しかかります。標高2,000m超の稜線上を走るこの区間は、左右に遮るものがなく360度の山岳パノラマが広がる、このルート最大のハイライトのひとつです。強風時はハンドルを取られやすいため、スピードを落として車窓の絶景を丁寧に楽しむのが賢明です。晴れた日の青空と稜線のコントラストは圧巻のひと言です。
Photo by 44 via Google Maps
Point 03
国道292号の最高地点・標高2,172m付近に建つ渋峠ホテルは、建物の中央に群馬・長野の県境ラインが走るユニークな宿として知られます。宿泊はもちろん、日帰りでの食事や休憩も可能で、山岳ドライブの疲れを癒してくれます。玄関前に立てば「日本最高標高国道を走り切った」という達成感をじっくりと噛み締められる場所です。
Photo by 中小路朋明 via Google Maps
Goal
渋峠を越えた先に広がる志賀高原は、複数の湖沼と高原リゾートが点在するエリアです。横手山頂にはリフトでアクセスでき、山頂の展望台からは北アルプスや浅間山を望む大パノラマが待っています。麓には温泉宿や食事処も充実しており、ドライブの締めくくりに最適です。帰路は来た道を戻るか、長野側へ抜けるルートを選ぶかで異なる景色をもう一度楽しめます。
Photo by 関川佐登志 via Google Maps
フォトギャラリー
実用情報
ドライブガイド
| 出発地 | 草津温泉 |
|---|---|
| 目的地 | 志賀高原・渋峠 |
| 距離 | 約168km |
| 所要時間 | 約3.9時間 |
| 難易度 | 中級 |
| ベストシーズン | 春・秋|5〜6月は残雪と新緑のコントラスト、10月上旬〜中旬は山肌を染める紅葉が見頃。晴天率の高い午前中の走行がおすすめ。 |
| 有料道路 | 特になし(国道292号は全線無料) |
| 駐車場 | 草津温泉街に有料・無料駐車場あり。湯釜展望台・渋峠ホテル付近は路肩・無料駐車スペースあり(台数限定) |
| 注意事項 | 例年11月中旬〜4月下旬は冬季閉鎖(草津白根山〜志賀高原間)。火山活動による通行規制が随時発生するため、出発前に群馬県・国土交通省の最新情報を確認必須。路面凍結・強風に注意。 |