フランスが生んだライオンブランド・プジョーから、国内ファン待望の限定モデルが登場した。2026年6月11日より全国の正規ディーラーで発売が始まった「PEUGEOT 308 SW GT HYBRID」は、わずか80台のみ用意される希少な一台だ。プジョー現行ラインナップで唯一のステーションワゴンとして、積載性・デザイン・ハイブリッド走行性能を高い次元で融合させている。価格は5,390,000円(税込)。ステーションワゴンという選択肢が改めて輝きを放つ、注目の限定車の全貌を紹介する。
この記事のポイント
- 国内80台限定・2026年6月11日発売、価格は539万円(税込)
- 4:2:4分割可倒式リアシートで最大約1,634Lの積載容量を実現
- 308初採用の新色「インガロブルー」とハンズフリー電動テールゲートを装備
プジョー唯一のワゴンが限定復活
プジョーの公式発表によれば、「308 SW GT HYBRID」は同ブランド現行ラインナップにおいて唯一のステーションワゴンモデルだ。国内市場ではSUVへの需要シフトが続く中、あえてステーションワゴンにこだわるプジョーの姿勢は、コアファンにとって嬉しいニュースといえる。
ベースとなる308は、プジョー独自の「i-Cockpit®」による直感的な操作環境と、日本の道路事情にも馴染みやすいボディサイズが国内市場で高く評価されてきたモデルだ。そのプラットフォームにSWボディを組み合わせることで、日常の足としての使い勝手と、長距離ドライブでも疲れを感じさせない上質さを両立させている。
台数は全国で80台限定。「乗りたいと思ったときに買える保証はない」という意味では、関心があるなら早めの行動が求められる一台だ。

1,634Lの積載力と使い勝手の良さ
SWモデル最大の魅力はやはり荷室の広さだ。プレスリリースによれば、リアシートに4:2:4分割可倒式を採用し、最大約1,634Lという大容量を確保している。シートを中央だけ倒して長尺物を積みながら2名乗車するといった柔軟な使い方も可能で、日常の買い物からキャンプや自転車積載まで幅広いシーンに対応できる。
さらに、ハンズフリー電動テールゲートを標準装備する点も見逃せない。荷物で両手がふさがった状態でも足をゲート下にかざすだけで開閉できるこの機能は、実際に使い始めると手放せなくなる利便性の高さだ。
Cセグメントのハッチバックと比較したとき、ステーションワゴンが持つ「荷室の実用性」は依然として圧倒的。308 SWは、SUVほど車高を上げずに低重心のドライビングフィールを残しつつ、荷室容量を最大化するというワゴン本来の哲学を体現している。

1.2Lターボ+モーターのハイブリッド構成
パワートレインについて公式発表では、1.2Lガソリンターボエンジンと電動モーターを内蔵したトランスミッションを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載すると説明されている。小排気量ターボとモーターのコンビネーションは、街中での発進加速をスムーズにこなしながら、高速巡航では燃費効率の向上にも貢献する構成だ。
ワゴンボディとハイブリッドの組み合わせは、長距離ドライブでの経済性を求めるドライバーにとって実に理にかなった選択といえる。エンジン単体では味わえない静粛性の高さが、車内空間の上質感をさらに引き立てる効果も期待できる。
ただし、モーター出力や燃費の具体的な数値については、公式の主要諸元・装備表を合わせて確認することを推奨したい。カタログスペックだけでなく、実際の使用環境に近い数字を把握しておくことが、購入判断の精度を高めるうえで重要だ。

新色「インガロブルー」の存在感
今回の限定車には、308として初めて採用されるボディカラー「インガロブルー」が設定されている。プジョー公式の説明では、静謐で深みのあるブルーで、光の当たり方によって表情を変える上品な仕上がりと表現されている。
派手さより奥ゆかしさを重視したカラーリングは、日本のドライバーの感性にも響くものがある。昼間の自然光の下では落ち着いたネイビーに見え、夕暮れや照明の角度次第では深みのある艶を帯びる。そうした光と色の変化を楽しめる点は、毎日乗るからこそ価値が増す部分だ。
また、プジョーが刷新した最新デザイン言語も本モデルに反映されている。ライオンの爪痕をモチーフにしたライトシグネチャーがフロントとリアで呼応し、発光エンブレムが夜間の存在感を高める。ブラックアウト処理を施したヘッドライトとグリルの連続性により、フロントフェイス全体が一体感のある精悍な表情を作り上げている。

ハッチバックとの価格差はわずか8.4万円
気になる価格設定について、公式発表では標準ハッチバックモデル「308」との差額をわずか84,000円に抑えたと明示されている。SWボディの追加によって荷室容量が大幅に拡大され、ハンズフリー電動テールゲートや新色カラーも加わることを考えると、このプライスギャップは非常にコストパフォーマンスの高い設定といえる。
メーカー希望小売価格は5,390,000円(税込)。欧州プレミアムブランドのハイブリッドステーションワゴンとしては、競合を意識した現実的な価格帯だ。同クラスのドイツ勢ワゴンと比較した際、プジョーならではの個性的なデザインと走りのキャラクターを加味すれば、十分に選択肢に入り得る水準だろう。
80台という限定数を踏まえると、全国の正規ディーラーへの早期問い合わせが実質的な入手条件になる。関心があるドライバーは、在庫状況の確認を早めに行いたいところだ。

主要諸元(308 SW GT Hybrid)
プレスリリース巻末の主要諸元表から、購入検討の参考になる主要スペックを抜粋した。本文で触れたモーター出力や燃費の数値もこちらにまとめている。
| 項目 | 308 SW GT Hybrid |
|---|---|
| ボディタイプ | 5ドア ステーションワゴン |
| 全長 × 全幅 × 全高 | 4,655 × 1,850 × 1,485 mm |
| ホイールベース | 2,730 mm |
| 車両重量/乗車定員 | 1,480 kg/5名 |
| 最小回転半径 | 5.6 m |
| エンジン | 1.2L 直列3気筒DOHC ターボ(1,199cc) |
| エンジン最高出力 | 100kW〔136ps〕/ 5,500rpm |
| エンジン最大トルク | 230Nm / 1,750rpm |
| モーター最高出力 | 15kW |
| モーター最大トルク | 51Nm |
| 駆動用バッテリー | 0.9kWh |
| トランスミッション | 6速AT(電動モーター内蔵) |
| 駆動方式 | 前輪駆動(FWD) |
| WLTCモード燃費 | 20.4 km/L(市街地15.5/郊外21.7/高速22.5) |
| 使用燃料/タンク容量 | 無鉛プレミアム/51L |
| タイヤサイズ | 225/40 R18 |
| メーカー希望小売価格 | 5,390,000円(税込)/全国80台限定 |
※数値はメーカー公表の主要諸元表(2026年6月11日発表)に基づく。装備の詳細は公式サイトの主要諸元・装備表を参照。
Roadly編集部コメント
SUV全盛の時代に、ステーションワゴンというフォームを真剣に選ぶ理由を改めて考えさせてくれる一台だと感じた。SUVに乗り換えてから「荷物は積めるが運転が重い」と感じているドライバーや、車高の高さよりも低重心のハンドリングを優先したいドライバーには、このカテゴリは実に魅力的な選択肢になる。1.2Lターボ+モーターのハイブリッド構成は、長距離移動での燃費を意識するファミリー層にも響くはずだ。インガロブルーという新色の採用は、限定車としての特別感を高める演出として効いている。80台という希少性が、購入後の「所有する喜び」をさらに底上げするだろう。
プジョー308 SW GT HYBRIDは、実用性・デザイン・ハイブリッド性能を一台に凝縮した希少なステーションワゴンだ。80台限定という数は決して多くない。詳細スペックは公式サイトの諸元表で確認し、気になるなら今すぐ最寄りの正規ディーラーへ。
情報源・出典
- 情報源:Peugeot 公式(日本)
- プレスリリースタイトル:プジョー 限定車「PEUGEOT 308 SW GT HYBRID」発売
- プレスリリースURL:https://www.stellantis.jp/news/20260611_peugeot_308_sw
本記事は上記のメーカー公式プレスリリースを情報源として、Roadly編集部が事実情報を再構成・独自視点で執筆した解説記事です。プレスリリースの文章・構成・画像を複製したものではありません。詳細は上記リンクよりご確認ください。
※本記事は情報提供を目的とした解説であり、商品・サービスの購入や投資判断を推奨するものではありません。スペック・価格・発売時期等は変更される場合があります。