ルート概要

三毳山の麓に広がる「道の駅 みかも」からスタートし、花の聖地「足利フラワーパーク」を経由して渡良瀬川の渓谷へと走る、全長約73km、約1時間20分の渓谷ドライブルート。

道の駅を出ると北関東の田園風景が広がり、徐々に足利の市街地へと近づいていきます。「足利フラワーパーク」で季節の花々に目を奪われてから、桐生方面に進むにつれ視界が絞られ、両岸の山並みが迫ってくる感覚が強まっていきます。川の流れが車窓に近づき、空気がひんやりと変わるあたりで、渓谷ドライブの本番が始まります。

本ルートのメインロードとなる国道122号へ入ると、渡良瀬川と並走しながらわたらせ渓谷鐵道の線路が幾度も交差するダイナミックな景観が続きます。岩壁が道路脇まで迫る桐生市からみどり市にかけての区間は、道幅がやや絞られるため、スピードを落として渓谷の美しさをじっくりと味わえる。新緑期は鮮やかな緑、紅葉期は赤・橙・黄が川面に映り込み、格別の色彩を見せてくれます。

ルート沿いには、日本最大級の藤棚で知られる「足利フラワーパーク」や、渡良瀬川の清流を眺めながら温泉が楽しめる「草木湖」周辺エリアなど、寄り道したくなるスポットが点在しています。ドライブ自体は約1時間20分ですが、周辺スポットも合わせて楽しむなら丸一日は見ておくとよいでしょう。

ゴールとなる神戸駅では、レトロな木造駅舎とホームに停まる列車が旅情を演出し、渓谷を走り抜けてきた達成感をしずかに受け止めてくれます。

ルートマップ

※ Google Maps 上では複数のルート候補が表示される場合があります。記事の距離・時間は推奨ルートを基準にしています。

チェックポイント

Start
三毳山の裾野に抱かれた「道の駅 みかも」。足利・佐野方面と渡良瀬方面への分岐点に位置し、北関東自動車道利用者の定番休憩拠点として知られます。広い駐車場と充実した地元産品コーナーを備え、ここで栃木の名産を車に積み込んでから出発するドライバーも多い、まさに旅のはじまりにふさわしい起点です。
道の駅 みかも
Photo by nanasi san via Google Maps
Point 01
樹齢160年を超える大藤棚をはじめ、季節ごとに多彩な花が咲き誇る大型フラワーパーク。春の藤まつり期間中はInstagramへの投稿数が急増し、SNS映えスポットとしても全国的な知名度を誇ります。夜間はイルミネーションも開催され、昼とは異なる幻想的な表情を楽しめるのもこのスポットならではの魅力です。
足利フラワーパーク
Point 02
みどり市に位置する重力式コンクリートダム。その湛水域である草木湖は渡良瀬川上流の草木ダムによって生まれた人造湖で、周囲の山並みを映し出す湖面の眺めが見事です。紅葉シーズンには湖岸沿いの木々が色づき、ドライブ途中に車を停めてしばらく見入ってしまう絶景ポイントとして知られています。
草木ダム
Photo by myREDTOP via Google Maps
Point 03
首の事故で両腕の機能を失った詩画家・星野富弘の作品を展示する美術館で、草木湖畔に建ちます。口に筆をくわえて描かれた繊細な草花と詩が心に染み入り、渓谷ドライブの合間に立ち寄ると旅に深みが増します。湖を望むガラス張りの建築も印象的で、時間に余裕があればぜひ足を運んでほしいスポットです。
富弘美術館
Photo by Kotax69 via Google Maps
Goal
みどり市に位置するわたらせ渓谷鐵道の駅で、おもむきある木造駅舎が渓谷の風景に溶け込みます。本物の車両を使ったお食事処「レストラン清流」はノスタルジックで、川沿いを走り抜けてきたドライブの余韻をしっとりと締めくくってくれます。駅舎内の売店で地元の土産を手に取りながら、渓谷ドライブの記憶を反芻したい場所です。
わたらせ渓谷鐵道 神戸駅

このルートを走り終えて

花の彩りから始まり、岩壁と清流が織りなす渓谷美へと表情を変えていく全長約73kmは、走るほどに景色が更新され続けるドライブでした。神戸駅の木造ホームで風の音を聞きながら、まだ車を走らせていたい気分になるのは、このルートが持つ引力のせいかもしれません。

フォトギャラリー

実用情報

ドライブガイド

出発地道の駅 みかも
目的地わたらせ渓谷鐵道 神戸駅
距離約73km
所要時間約1時間20分
難易度初級
ベストシーズン春・秋|春(4〜5月)の藤まつりと秋(10〜11月)の紅葉期がピーク。新緑の5月下旬〜6月も渓谷美が際立つ。
有料道路北関東自動車道(佐野藤岡IC等)を利用する場合は有料。国道122号区間は無料。
駐車場道の駅みかも・足利フラワーパーク・神戸駅いずれも駐車場あり。フラワーパークは繁忙期に有料・混雑するため早めの到着を推奨。
注意事項紅葉シーズンの国道122号は渋滞が発生しやすい。桐生〜みどり市区間は一部道幅が狭く、対向車に注意が必要。