ルート概要
熱海峠を起点に天城高原まで続く伊豆スカイラインは、標高700〜1000m前後の尾根筋を縫うように走る全長約46kmの有料山岳道路です。左手に駿河湾の青い水面、右手には相模湾と伊豆半島の山並み、そして晴れた日には圧巻の富士山が眼前に広がります。タイトなコーナーとゆるやかな稜線区間が交互に現れるレイアウトは、走るたびに表情を変え、約50分で一気に走り切れるコンパクトさながら充実感は格別です。
ルート沿いには立ち寄りたいスポットが点在しています。富士山と駿河湾を同時に望む玄岳ドライブインエリア、伊豆半島最大級のカルデラ湖である一碧湖、そして歴史ある湯治場の風情を今に伝える修善寺温泉など、ドライブ自体は約50分でも、周辺スポットも合わせて楽しむなら半日ほど見ておくと余裕をもって回れます。
ルートマップ
※ Google Maps 上では複数のルート候補が表示される場合があります。記事の距離・時間は推奨ルートを基準にしています。
チェックポイント
Start
熱海峠
伊豆スカイラインの北端ゲートが構える熱海峠は、相模湾を眼下に見下ろす標高約680mの峠です。料金所を抜けた瞬間から広大な海の眺望が飛び込んでくる演出は、否が応でも気分を高めます。ここから天城高原へ向けて尾根筋のワインディングが始まり、「伊豆スカ」の世界に一気に引き込まれます。
Photo by hmori1969 via Google Maps
Point 01
玄岳
伊豆スカイライン沿いに位置する玄岳(くろたけ)は、標高約800mから富士山と駿河湾を同時に望める絶景スポットとして知られています。遮るものがない開けた稜線からのパノラマは圧巻で、駐車スペースに車を止めてしばし眺望を楽しむドライバーが絶えません。晴天率の高い早朝に訪れると、冠雪した富士山が特に美しく映えます。
Photo by junjitee via Google Maps
Point 02
伊豆半島最大のカルデラ湖として知られる一碧湖は、「伊豆の瞳」とも呼ばれる静謐な景勝地です。湖畔を一周する遊歩道は約4kmで、水面に映り込む木々や野鳥の姿が楽しめます。伊豆スカイラインのダイナミックな走りとは対照的なゆったりとした空気感が魅力で、ドライブの合間のリフレッシュに最適なスポットです。
Photo by 王靖宇(Yasushi.W) via Google Maps
Point 03
弘法大師が開いたと伝わる伊豆最古の温泉地、修善寺温泉は桂川沿いに旅館や土産店が軒を連ねる情緒豊かなエリアです。川の中央に立つ「独鈷の湯」は修善寺温泉のシンボル的存在で、石畳の散策道と合わせて風情ある写真が撮れます。ドライブの疲れを日帰り入浴でリセットする使い方もおすすめです。
Goal
伊豆スカイラインの南端ゲートが置かれる天城高原は、標高約1000mに広がる高原エリアです。ゴルフ場や別荘地が点在する穏やかな高原の景色がルートのフィナーレを飾ります。ここからは天城山へのトレッキングルートへのアクセスも良く、ドライブ後に山歩きへ転じるプランも人気。走り終えた達成感とともに、伊豆の自然を深く味わえる終着点です。
Photo by ホテルハーヴェスト天城高原 via Google Maps
フォトギャラリー
実用情報
ドライブガイド
| 出発地 | 熱海峠 |
|---|---|
| 目的地 | 天城高原 |
| 距離 | 約46km |
| 所要時間 | 約50分 |
| 難易度 | 中級 |
| ベストシーズン | 春・秋|春は芝桜・ツツジが尾根を彩り、秋は紅葉と澄んだ空気で富士山の眺望が冴える。どちらも混雑しやすいため平日か早朝推奨。 |
| 有料道路 | 伊豆スカイライン全線が有料。普通車で熱海峠〜天城高原の全線通行料は860円(2024年現在)。ETC非対応のため現金払いが必要。 |
| 駐車場 | 各料金所ゲート付近および玄岳・冷川峠・亀石峠などの展望エリアに無料駐車スペースあり。週末は主要展望ポイントが混雑するため、早朝の利用が快適。 |
| 注意事項 | 冬季は凍結・積雪による通行止めが発生する場合があり、スタッドレスまたはチェーン携行が必須。霧の発生が多い梅雨〜夏は視界不良に注意。濃霧時は速度を落として走行すること。 |