ルート概要

伊豆縦貫道・大仁中央ICそばの「道の駅 伊豆のへそ」からスタートし、仁科峠を経由して西伊豆スカイラインの稜線へ、そして碧い堂ヶ島の入江へと一気に駆け下りる、高低差600mのドラマチックな絶景名道。

道の駅を後にし、狩野川沿いの穏やかな里山の中を南西へ走ると、高度を上げていくにつれて木々の間から駿河湾の水平線がちらりとのぞき始め、峠への期待感が少しずつ高まっていきます。仁科峠に差し掛かると、それまでの樹林が突如ひらけ、目の前に稜線が広がる。

本ルートのメインロードとなる西伊豆スカイラインへ入ると、左には駿河湾の深い青、右には晴れた日に富士山の白い頂、その二重パノラマが走りながら途切れることなく続きます。全長約50km、約1時間5分でこれだけのスペクタクルを凝縮したルートは、BikeJINほか複数のモータースポーツ誌が「走りごたえNo.1クラス」と評価するのも納得の一言です。

ルート沿いには、稜線から駿河湾を俯瞰できる「仁科峠展望台」や、水平線に沈む夕日を浴びて黄金色に染まる崖が神秘的な「黄金崎」など、立ち寄りがいのあるスポットも点在しています。

ルートの終点となる「堂ヶ島天窓洞」では、岩盤の天窓から差し込む光が反射し、ブルーに輝く海面が走り続けてきた高揚感をそっとしずめてくれるでしょう。時間に余裕があれば、「堂ヶ島マリン」のグラスボート遊覧船に乗って青の洞窟へ向かうクルーズも体験してほしい。

ルートマップ

※ Google Maps 上では複数のルート候補が表示される場合があります。記事の距離・時間は推奨ルートを基準にしています。

チェックポイント

Start
伊豆縦貫道・大仁中央ICに隣接する大型道の駅で、東名・新東名から伊豆半島へ入る乗り継ぎ拠点として機能します。広大な駐車場と充実した売店が揃い、出発前の補給・休憩に最適。伊豆の特産品や地元グルメも豊富で、ここでコーヒーを一杯飲んでから西伊豆スカイラインへ向かう旅の幕開けにふさわしい場所です。
道の駅 伊豆のへそ
Point 01
仁科峠
標高約900mに位置する西伊豆スカイラインの起点ともいえる峠で、駐車スペースから駿河湾と富士山を同時に望める絶好の撮影ポイントとして知られています。遮るものがない開放的な草原が稜線に広がり、天気のよい日は伊豆半島の山並みが連なる大パノラマを一望。走り出す前にここでいったん車を降り、景色と向き合う時間を取るのがおすすめです。
仁科峠
Point 02
西伊豆スカイラインを下り海岸線へ出た先にある、馬の頭に似た形の黄金色に輝く奇岩で知られる岬。夕刻に陽光が当たると岩肌がまさに黄金色に染まり、その名の由来を実感できます。国の名勝・天然記念物にも指定されており、駐車場から徒歩数分でアクセス可能。海の青さと岩の金色のコントラストは、ドライブの途中に立ち寄る価値十分の絶景スポットです。
黄金崎
Point 03
堂ヶ島の海を水中から体験できるグラスボート遊覧の運航会社で、天窓洞の洞内を船上から間近に見学できます。洞窟内に差し込む光が海面をエメラルドグリーンに染め出す光景は、地上から見る印象とはまったく異なる別世界。混雑する週末は早めの乗船をおすすめします。
堂ヶ島マリン
Goal
西伊豆を代表する海食洞で、国の天然記念物に指定されています。岩盤の天井に開いた天窓から光が差し込み、洞内の海面が幻想的なブルーに輝く光景はGoogleマップ口コミ2,000件超を誇る圧倒的な人気スポット。標高800mの稜線から一気に下ってきた先に広がる青い入江と静寂が、走り終えた達成感をやさしく包み込んでくれます。
堂ヶ島天窓洞
Photo by 天窓洞 via Google Maps

このルートを走り終えて

稜線で空と海と富士山を同時に受け止め、そのまま海岸へ駆け下りて天窓洞の静かな青に辿り着く。約50km・約1時間5分というコンパクトな距離の中に、これほどの高低差と景色の振れ幅を詰め込んだルートはそうそうありません。走り終えた後、堂ヶ島の入江をぼんやり眺めながら、もう一度あの稜線を思い出したくなるはずです。

フォトギャラリー

実用情報

ドライブガイド

出発地道の駅 伊豆のへそ
目的地堂ヶ島天窓洞
距離約50km
所要時間約1時間5分
難易度中級
ベストシーズン春・秋|春(3〜5月)は新緑と富士山の雪冠が映え、秋(10〜11月)は稜線の草紅葉と澄んだ空気で視界が特に良好。
有料道路西伊豆スカイラインは無料で走行可能。伊豆縦貫道(大仁中央IC付近)の利用時のみ通行料が発生します。
駐車場道の駅 伊豆のへそは無料大駐車場完備。堂ヶ島天窓洞周辺には有料駐車場あり(普通車500円前後・混雑時は早めの到着推奨)。
注意事項西伊豆スカイラインは冬季(12〜2月)に積雪・凍結の恐れがあり、通行注意または閉鎖の場合あり。稜線区間は霧の発生も多く、視界不良時は速度を落として走行してください。堂ヶ島周辺は週末・連休に混雑するため、午前中の到着がおすすめです。