2026年新型ベントレー フライングスパーが日本初上陸|全国7拠点で実車展示イベント開催
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2026年新型ベントレー フライングスパーが日本初上陸|全国7拠点で実車展示イベント開催

2026.08.19

2026年6月に世界発表されたベントレーの新型フライングスパーが、2026年8月21日についに日本へ上陸する。ベントレー モーターズ ジャパン公式の発表によれば、上陸を記念した実車展示イベント「New Flying Spur Debut Showcase」が全国7拠点の正規販売店で順次開催される。試乗こそ叶わないものの、日本で最も早く実車を間近で見られる機会として、ベントレーファンはもちろん、超高級サルーンに関心を持つ多くのドライバーから注目を集めている。新世代デザインとSモデル復活という二つの話題を軸に、その全貌を整理しよう。

この記事のポイント

60年以上ぶりの顔つき変革

新型フライングスパーが最初に目を引くのは、フロントフェイスの大胆な刷新だ。ベントレー モーターズ ジャパン公式の発表によれば、ベントレーのセダンモデルにシングルフロントヘッドランプが採用されるのは実に1962年以来のこと。第4世代コンチネンタルGTと統一感のあるデザインを採用したことは、ブランド史においても大きな転換点といえる。

グリルはフロントバンパー内に統合され、従来モデルの特徴だったウイングベントディテールも廃されてフロントフェンダーはよりスムーズな面構成へと進化。全体を通じて「クリーン、モダン、シームレス」というデザイン方針が徹底されており、ラグジュアリーサルーンとしての威厳を保ちつつも現代的な洗練を感じさせる仕上がりとなっている。リアも見逃せない。新設計のトランクリッドと刷新されたリアランプ、そしてボディ同色のナンバープレートサラウンドの組み合わせにより、テールビューも大きく表情を変えた。足元には新デザインの22インチホイールが用意され、アズールおよびSモデルにオプション設定される。

新型フライングスパーのフロントデザイン。1962年以来初となるシングルフロントヘッドランプとバンパー内に統合されたグリル

復活のSモデル:数字が語る実力

今回の発表でもうひとつの大きな話題となるのが、フライングスパー Sの復活だ。公式発表によれば、コンチネンタルGT SのDNAを受け継ぐパフォーマンス志向モデルとして再登場したこのグレードは、V8ハイブリッドをベースとするハイパフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインによって最高出力680PS・最大トルク930Nmを発揮する。これは先代比で130PSもの上積みであり、Sモデル史上最もパワフルな仕様とされている。

0-100km/h加速3.7秒、最高速度308km/hという数値は、大柄なラグジュアリーサルーンとしては驚異的なパフォーマンスだ。ハードウェア面ではアクティブAWD・ツインバルブダンパー・前後および左右方向のトルクベクタリングを備え、48V式アクティブ・アンチロールシステム「ベントレー ダイナミック ライド」も搭載。さらにフライングスパー Sとして初めて電子制御リミテッドスリップデフ(eLSD)が採用されており、安定性と俊敏なハンドリングを高次元で両立する足回りが構築されている。

エクステリア面でも差別化は明確で、グロスブラックのマトリックスグリルやブラック仕上げのウイングバッジ、ダークティントのLEDマトリックスヘッドランプとテールランプなど、随所にブラックアクセントを配したブラックライン・スペシフィケーションが与えられている。

新型フライングスパー Sのリアビュー。新設計トランクリッドと新デザインのリアランプ、ダーク仕上げのスポーツエキゾースト

職人が12時間かけて仕立てるインテリア

新型フライングスパーのインテリアでは、Sモデルの復活に伴いシートスタイルが5種類に拡充された点が注目ポイントだ。ベントレーのトリムスペシャリストが1脚あたり12時間をかけてハンドクラフトで仕立てるというシートは、フルーテッド加工や先進的なキルティングインサートなど、素材と技術を組み合わせた多彩な表現が選べる。量産車では到達し得ない手仕事の密度こそ、超高級サルーンとしてのフライングスパーが持つ最大の存在意義のひとつといえるだろう。

なお、新型フライングスパーの生産は2026年9月より英国・クルーのベントレー本拠地工場でスタートする予定。日本国内での価格については、現時点でベントレー モーターズ ジャパンからの正式発表はなく、国内価格は未発表の状況だ。

フライングスパー Sのシート。Sロゴ入りヘッドレストとキルティングインサートのハンドクラフト仕上げ

全国7拠点で実車を体感できる機会

「New Flying Spur Debut Showcase」は8月21日の名古屋を皮切りに、10月4日の札幌まで全国7拠点のベントレー正規販売店を順次巡回する形で開催される。スケジュールは以下のとおりだ。

ベントレー名古屋(8月21日〜23日)、ベントレー福岡(8月28日〜30日)、ベントレー広島(9月4日〜6日)、ベントレー大阪(9月12日〜13日)、ベントレー東京(9月17日〜20日)、ベントレー横浜(9月22日〜27日)、ベントレー札幌(10月3日〜4日)となっており、地方都市から首都圏まで幅広くカバーされている点は好意的に受け止めたい。

なお、各会場での試乗は不可。あくまでも実車を間近で確認できる展示イベントとなるため、細部のデザインやインテリアの質感をじっくりと観察する場として活用するのが現実的だ。詳細な営業時間や予約の有無については、各正規販売店への問い合わせ、またはベントレー公式サイトのディーラーロケーターで確認することを推奨する。

新型フライングスパーのリアシート空間。ハンドクラフトのレザーシートとパノラミックルーフ

新型フライングスパー S 主要スペック

項目 内容
パワートレイン V8ハイブリッド(Sはハイパフォーマンス・ハイブリッド仕様)
最高出力 680PS(先代比 +130PS/Sモデル史上最強)
最大トルク 930Nm
0-100km/h加速 3.7秒
最高速度 308km/h
駆動方式 アクティブAWD
シャシー パフォーマンス・アクティブ・シャシー/ツインバルブダンパー/前後・左右トルクベクタリング
主要装備 48V式アクティブ・アンチロールシステム「ベントレー ダイナミック ライド」/新世代ESC制御ソフトウェア/電子制御リミテッドスリップデフ(eLSD・フライングスパー S初採用)
ホイール 新デザインの22インチをアズールおよびSにオプション設定
インテリア シートスタイル5種類(1脚あたり12時間のハンドクラフト仕上げ)
生産開始 2026年9月/英国・クルー工場
日本初上陸 2026年8月21日(金)
国内価格 未発表

※出力・トルク・加速性能はいずれもフライングスパー Sの数値です。標準モデルの数値は公表されていません。国内価格および国内グレード構成は2026年8月時点で未発表です。

New Flying Spur Debut Showcase 開催スケジュール

開催店舗 日程
ベントレー名古屋 2026年8月21日(金)〜8月23日(日)
ベントレー福岡 2026年8月28日(金)〜8月30日(日)
ベントレー広島 2026年9月4日(金)〜9月6日(日)
ベントレー大阪 2026年9月12日(土)〜9月13日(日)
ベントレー東京 2026年9月17日(木)〜9月20日(日)
ベントレー横浜 2026年9月22日(火)〜9月27日(日)
ベントレー札幌 2026年10月3日(土)〜10月4日(日)

※試乗はできません。各ショールームの営業時間等は各正規販売店へお問い合わせください。

Roadly編集部コメント

64年ぶりのシングルヘッドランプという設計判断は、ベントレーがコンチネンタルGTを起点としてブランド全体のデザイン統一を本格的に推し進めている証左だろう。ロールス・ロイスのゴーストやメルセデス・マイバッハSクラスといった競合が存在するなか、Sモデルで0-100km/h 3.7秒という数値を打ち出してきたのは「快適性だけでなく走りでも頂点を取る」というベントレー独自の立ち位置を強調する狙いが見える。試乗なしの展示会であっても、実車のサーフェスや内装の手触りを直接確認できる機会は貴重だ。購入検討層でなくとも、超高級サルーンの現在地を肌で感じたい方にとって足を運ぶ価値は十分にある。

新型フライングスパーは、デザイン・性能・クラフツマンシップの三軸すべてで大きな進化を遂げた一台だ。国内価格や試乗機会の詳細については続報を待ちたいところだが、まずは全国7拠点のショーケースで実車の完成度を確かめてみてほしい。

情報源・出典

本記事は上記のメーカー公式プレスリリースを情報源として、Roadly編集部が事実情報を再構成・独自視点で執筆した解説記事です。プレスリリースの文章・構成・画像を複製したものではありません。詳細は上記リンクよりご確認ください。

※本記事は情報提供を目的とした解説であり、商品・サービスの購入や投資判断を推奨するものではありません。スペック・価格・発売時期等は変更される場合があります。

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