2026年9月10日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンがレンジローバー イヴォーク 2027年モデルの受注開始を発表した。今回の改良では、ロンドンの街をテーマにした「RANGE ROVER LONDON EDITIONS」シリーズを拡充し、新たにエクステリアをオールブラックでまとめた「HOXTON EDITION BLACK」が加わったほか、人気オプションの標準化によりグレードごとの装備内容が見直された。価格帯は680万円から始まり、PHEV仕様では1,034万円まで設定。ラグジュアリーSUVとしての存在感をさらに高めた最新イヴォークの全貌を整理する。
この記事のポイント
- 新グレード「HOXTON EDITION BLACK」がD200をベースに登場。ブラックで統一した外装が際立つ仕上がり
- 「DYNAMIC S」にLEDヘッドライトやインタラクティブドライバーディスプレイなど人気オプションを標準化
- ディーゼルMHEV・ガソリン・PHEVの4パワートレイン構成で、680万円から1,034万円の幅広いラインアップ
2027年モデルの変更点まとめ
ランドローバー公式の発表によれば、2027年モデルのレンジローバー イヴォークでは、ラインアップの見直しと装備の標準化が主な改良点となる。
大きなトピックは二つある。ひとつ目は新グレードの追加だ。エントリー寄りの位置づけとなる「DYNAMIC S」と、後述するブラック仕様の「HOXTON EDITION BLACK」が新たに加わった。ふたつ目は人気オプションの標準装備化で、グレードごとに装備内容が見直されている。
たとえば「AUTOBIOGRAPHY P250」グレードには、従来はオプション扱いだったアダプティブダイナミクスと21インチアロイホイール(グロスダークグレイ/ダイヤモンドターンドコントラスト仕上げ)が標準装備となる。また「HOXTON EDITION」には固定式パノラミックルーフが標準化された。オプション選択の手間が減り、よりシンプルに購入できる構成へと整理された印象だ。

注目の「HOXTON EDITION BLACK」とは
2026年4月にロンドンの都市にインスパイアされたシリーズとして発表された「RANGE ROVER LONDON EDITIONS」。その第1弾として登場した「HOXTON EDITION」をベースに、今回の2027年モデルではエクステリアをブラックで統一した「HOXTON EDITION BLACK」が新登場した。
パワートレインはD200(ディーゼルMHEV)専用で、メーカー希望小売価格は872万円。具体的な装備としては、ブラック仕上げのブレーキキャリパー、コントラストルーフ(ブラック)、ブラックエクステリアパック、そして20インチ「スタイル5089」アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)などが盛り込まれている。トリムフィニッシャーはブラックブラッシュドアルミニウム仕上げとなり、HOXTON EDITION BLACKのグラフィックも入る、エクステリア全体でブラックのトーンを徹底的に貫いた仕上がりとなっている。
コンパクトSUVでありながらラグジュアリーな英国テイストを主張したいドライバーにとって、このブラックエディションは特に刺さる選択肢になりそうだ。

エントリーグレード「DYNAMIC S」の実力
今回のラインアップ見直しで新設された「DYNAMIC S」は、ガソリン(P200)とディーゼルMHEV(D200)の2種類が用意される。価格はP200が680万円、D200が765万円と、イヴォークの中ではアクセスしやすいゾーンに位置づけられている。
装備内容は標準化によって充実している。LEDヘッドライト(シグネチャーDRL付き)、オートヘッドライトレベリング、19インチ「スタイル5136」アロイホイール(グロスダークグレイ/ダイヤモンドターンドコントラスト)、ブライトメタルペダル、インタラクティブドライバーディスプレイが最初から含まれる。
イヴォークのエントリーラインでこれだけの装備が揃うのは、競合するコンパクトラグジュアリーSUV市場においても十分に存在感を発揮できる水準だ。ベースモデルでもランドローバーらしい洗練されたデザインと使い勝手を損なわない設計になっている。

パワートレインと価格ラインアップ
2027年モデルのイヴォークは、ディーゼルMHEV・ガソリン2種・PHEVと合計4系統のパワートレインを揃える。
ディーゼルMHEV(D200)は2.0リッター直列4気筒で最高出力204PS・最大トルク430Nm。燃費と力強さを両立したい実用派に向いたユニットだ。ガソリンはP200(200PS/320Nm)とP250(249PS/365Nm)の2種類で、DYNAMIC SとHOXTON EDITION、そしてAUTOBIOGRAPHY P250に振り分けられている。
そして最上位のPHEV「AUTOBIOGRAPHY P300e」は、1.5リッター直列3気筒ガソリンに80kWの電動モーターを組み合わせたシステムで、合計309PS・最大トルク540Nmというスペックを誇る。価格は1,034万円とイヴォークの中では最高値だが、電動パワーによる滑らかな走りとラグジュアリーな内装が融合したモデルとして、より上質な体験を求めるドライバーの選択肢になり得る。
全モデルの価格帯をまとめると、DYNAMIC S P200の680万円からAUTOBIOGRAPHY P300eの1,034万円まで幅広い。

RANGE ROVER EVOQUE 2027年モデル ラインアップと価格
| パワートレイン | モデル名 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 2.0L 直4 ディーゼルターボ(MHEV) 150kW/204PS・430Nm |
DYNAMIC S D200 | 7,650,000円 |
| HOXTON EDITION D200 | 8,460,000円 | |
| HOXTON EDITION BLACK D200(新設定) | 8,720,000円 | |
| 2.0L 直4 ガソリンターボ 147kW/200PS・320Nm |
DYNAMIC S P200 | 6,800,000円 |
| HOXTON EDITION P200 | 7,420,000円 | |
| 2.0L 直4 ガソリンターボ 183kW/249PS・365Nm |
AUTOBIOGRAPHY P250 | 9,630,000円 |
| 1.5L 直3 ガソリンターボ+80kWモーター(PHEV) 227kW/309PS・540Nm |
AUTOBIOGRAPHY P300e | 10,340,000円 |
メーカー希望小売価格(消費税込)は参考価格です。保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含みません。価格は販売店が独自に定めているため、詳しくは正規販売店にお問い合わせください。受注開始日は2026年9月10日(木)。
Roadly編集部コメント
コンパクトSUVでありながらレンジローバーのDNAをしっかりと纏うイヴォークは、ここ数年で都市型ラグジュアリーSUVの代名詞的存在になった。今回の2027年モデルで特に注目したいのは、HOXTON EDITIONというシリーズが明確なブランドストーリーを持ち始めた点だ。「ロンドンの都市」というコンセプトは、イヴォークの都会的なキャラクターと非常に相性がよく、今後のシリーズ展開にも期待が持てる。DYNAMIC Sの新設でエントリー層の選びやすさも増しており、イヴォーク購入を検討していたドライバーにとっては追い風となる改良だと感じる。競合のBMW X1やアウディQ3と比べても、英国ラグジュアリーらしい独自の世界観は依然として強い武器だ。
レンジローバー イヴォーク 2027年モデルは、2026年9月10日より全国の正規ディーラーで受注受付中だ。新グレードや装備充実の詳細は公式サイトまたは最寄りのディーラーで確認を。続報や試乗インプレッションにも注目してほしい。
情報源・出典
- 情報源:ランドローバー 公式(日本)
- プレスリリースタイトル:「RANGE ROVER EVOQUE」2027年モデルを2026年9月10日(木)より受注開始
- プレスリリースURL:https://pr.jlrj.jp/articles/a2b43af9-1065-4b17-b447-2602981d409a
本記事は上記のメーカー公式プレスリリースを情報源として、Roadly編集部が事実情報を再構成・独自視点で執筆した解説記事です。プレスリリースの文章・構成・画像を複製したものではありません。詳細は上記リンクよりご確認ください。
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