スバル レヴォーグ レイバック 2026年新型ストロングハイブリッド発表|燃費19.0km/Lと本格AWDを両立
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スバル レヴォーグ レイバック 2026年新型ストロングハイブリッド発表|燃費19.0km/Lと本格AWDを両立

2026.07.03

スバルは2026年7月2日、「レヴォーグ レイバック」にストロングハイブリッド(e-BOXER)搭載モデルを追加すると正式発表した。クロストレック、フォレスターに続くスバルのストロングハイブリッド第3弾であり、レヴォーグ譲りの上質な走り味に、WLTCモード19.0km/Lという高い燃費性能と機械式AWDを組み合わせた意欲作だ。価格は約424万円から452万円のプレミアム2グレード構成。ロングドライブ派やアウトドア好きのドライバーにとって、見逃せない1台となりそうだ。

この記事のポイント

スバル第3のHEV、その位置づけ

スバルがストロングハイブリッドをラインアップに投入するのは、クロストレック、フォレスターに続いて今回が3車種目となる。レヴォーグ レイバックはステーションワゴン「レヴォーグ」をベースに最低地上高を高め、SUVらしい力強さを加えたクロスオーバーモデルで、ワゴンならではの積載性とタフな存在感を両立させた独自のキャラクターが特徴だ。今回のストロングハイブリッド版は「移動の質を高めるハイブリッドクロスオーバー」をコンセプトに掲げており、燃費性能と走行性能、そして積載性の三拍子を追求している。

設定グレードは2種類。タン/ブラックのナッパレザーを標準装備する「Premium S:HEV EX」が4,521,000円、ブラックの本革シートを標準装備する「Premium Black S:HEV EX」が4,246,000円(いずれもメーカー希望小売価格・消費税込)。レヴォーグ レイバック全体の販売計画は月1,200台とされており、ハイブリッドモデルがその販売を大きくけん引することが期待される。

スバル第3のHEV、その位置づけ

パワートレーンの核心|シリーズ・パラレルHEVの実力

搭載されるパワートレーンは、ストロングハイブリッド専用の2.5L水平対向4気筒DOHC直噴エンジン(最高出力118kW/160PS、最大トルク209N·m)と、最大出力88kW・最大トルク270N·mの駆動用モーターを組み合わせたシリーズ・パラレル方式のハイブリッドシステムだ。このシステムはトランスアクスルに、駆動用と発電用の2つの高出力モーター、フロントデファレンシャルギア、電子制御カップリングを一体化している点が特徴で、エンジンとモーターをシーンに応じて効率よく使い分ける。

WLTCモード燃費は19.0km/Lを達成。燃料タンク容量は63Lで、理論上の満タン航続距離は1,000kmを超える計算になる。燃料はレギュラーガソリンで運用コストの面でも扱いやすい。さらに変速機はリニアトロニック(CVT)を採用し、日常域での滑らかさを維持しながら、モーター駆動による力強い加速感も両立させているのがポイントだ。なお、PCU(パワーコントロールユニット)をエンジンルーム内に収めることで、ガソリンモデルと同等の燃料タンク容量を確保している。

パワートレーンの核心|シリーズ・パラレルHEVの実力

機械式AWDとサスペンション|走りへのこだわり

スバルのアイデンティティでもある機械式AWDは、ストロングハイブリッド版でも健在だ。プロペラシャフトで前後輪を物理的につなぎ、路面状況に応じて前後トルクを最適配分する構造は、電子制御だけに依存するシステムとは一線を画す安心感がある。悪路走行支援システム「X-MODE」も採用されており、雪道やダート路面での安定した走破性も確保されている。

サスペンションは前ストラット式、後ダブルウィッシュボーン式の独立懸架を採用。ストロングハイブリッドシステム搭載による重量増(車両重量は1,690〜1,700kg)に対応するため、専用のスプリングレートと減衰特性が設定されている。また、ガソリンモデルに対して全高と最低地上高をともに20mm低く設定し、全高1,550mm・最低地上高180mmとすることで、重心を抑えてより安定したフラットライドを実現。電動パワーステアリングのアシスト特性も専用チューニングが施されており、低速時の揺れや高速走行時のふわつきを抑えたとスバルは説明している。

機械式AWDとサスペンション|走りへのこだわり

積載性と装備|アウトドアに刺さる実用性

大型の駆動用バッテリーパック(リチウムイオン電池、容量4.3Ah)を荷室床下に配置しながら、荷室容量429L(VDA法。床上410L+床下サブトランク19L)、荷室フロア長1,000mm以上を確保している点は、ライバルのハイブリッドSUVと比較しても見劣りしない数字だ。

注目の装備として、メーカー装着オプション設定のアクセサリーコンセント(AC100V・最大1500W)がある。バッテリー残量が少なくなるとエンジンが自動で発電を行う仕様で、キャンプや車中泊での調理機器の使用、あるいは災害時の電力供給といった用途に活用できる。標準装備のハーマンカードンサウンドシステム(専用チューニング)やステアリングヒーター(全グレード標準)、リアルタイムのエネルギー回収状況を表示するパワーメーターなど、上質な仕上がりも印象的だ。ボディカラーは全7色が用意され、イグニッションレッドとアステロイドグレー・パールは有償カラーとなる。

積載性と装備|アウトドアに刺さる実用性

エクステリアとインテリアの差別化

外観面では、ストロングハイブリッドモデル専用デザインの18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)が識別ポイントになる。鍵型モチーフが連続する緻密な造形が採用されており、他グレードとの違いを主張するアクセントとなっている。フロントフードはエアインテークのないデザインでフード高を抑えた滑らかなシルエットで、先進感を演出。フロントグリルはヘッドランプからシームレスにつながるワイド形状で、ヘッドランプウォッシャーをグリル内に内蔵する。

インテリアはグレードごとに異なるシート素材で個性を分けている。上位の「Premium S:HEV EX」はストロングハイブリッドモデル専用のタン/ブラックのナッパレザーシートを採用し、明るい色調で上質感を演出。「Premium Black S:HEV EX」はブラックの本革シートとし、引き締まった雰囲気を好むドライバーに向けた設定だ。インパネやドアトリムはブラックを基調とした統一感のある仕立てで、落ち着いた室内空間を作り出している。

エクステリアとインテリアの差別化

グレード・価格

グレード 標準シート メーカー希望小売価格(消費税込)
Premium S:HEV EX 専用タン/ブラック ナッパレザー 4,521,000円
Premium Black S:HEV EX ブラック本革 4,246,000円

※ボディカラーは全7色。イグニッションレッドは+55,000円、アステロイドグレー・パールは+33,000円(いずれも消費税10%込)。販売計画はレヴォーグ レイバック全4グレード合計で月1,200台。価格はメーカー希望小売価格(参考価格)です。

主要諸元(e-BOXER ストロングハイブリッド搭載モデル)

項目 スペック
駆動方式 AWD(機械式・プロペラシャフト式)
全長×全幅×全高 4,735×1,820×1,550mm(全高はルーフアンテナ含む)
ホイールベース 2,675mm
最低地上高 180mm
乗車定員 5名
車両重量 1,700kg(Premium S:HEV EX)/1,690kg(Premium Black S:HEV EX)
エンジン 水平対向4気筒 2.5L DOHC 直噴 118kW(160PS)/5,600rpm 209N・m(21.3kgf・m)/4,000-4,400rpm
駆動用モーター 交流同期電動機(MC2) 88kW(119.6PS) 270N・m(27.5kgf・m)
駆動用バッテリー リチウムイオン電池 4.3Ah(2h)
変速機 リニアトロニック(CVT)
WLTCモード燃費 19.0km/L
燃料/タンク容量 無鉛レギュラーガソリン/63L
タイヤ 225/55R18(オールシーズン)
荷室容量 429L(VDA法。床上410L+床下サブトランク19L)

※数値はメーカー公表値。2グレードは車両重量を除き共通の諸元です。

Roadly編集部コメント

レヴォーグ レイバックのストロングハイブリッドは、「燃費を改善したいけれど走りの質は落としたくない」というドライバーの要求に正面から応えた1台だと感じる。機械式AWDを残しつつWLTC燃費19.0km/Lを達成した数値は、同クラスのライバルと比較しても競争力がある。特に1,500Wのコンセント装備はキャンプや車中泊ユーザーには強力な訴求ポイントになるだろう。一方、車両重量が1,700kg近くに達する点や、全高を20mm下げた影響で一部の悪路での余裕がどう変わるかは、実際の試乗での確認が必要だ。価格帯は約424万〜452万円と決して安くはないが、本革シートやハーマンカードンを標準で抑えていることを考えると、装備水準的には納得感がある。

スバル レヴォーグ レイバックのストロングハイブリッドは、上質な走りと燃費性能、アウトドア対応の実用性を一台に凝縮した意欲作だ。続報と実車インプレッションにも期待したい。

情報源・出典

本記事は上記のメーカー公式プレスリリースを情報源として、Roadly編集部が事実情報を再構成・独自視点で執筆した解説記事です。プレスリリースの文章・構成・画像を複製したものではありません。詳細は上記リンクよりご確認ください。

※本記事は情報提供を目的とした解説であり、商品・サービスの購入や投資判断を推奨するものではありません。スペック・価格・発売時期等は変更される場合があります。

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