ルート概要

富士宮市街を出発し、富士山スカイライン(県道180号)で富士宮口五合目へと駆け上がる、標高差約1,800mの絶景ドライブルート。全長約40km、約1時間で走り切れるコンパクトさながら、内容の密度は国内屈指です。

本ルートのメインとなる富士山スカイラインは、緩やかなストレートとヘアピンカーブが連続する山岳ロード。低地では鬱蒼とした樹海の気配を感じながら走り、標高が上がるにつれてブナやカラマツから高山植物へと植生も移り変わっていきます。五合目手前では視界が一気に開け、駿河湾から南アルプスまでが広がる大パノラマが目の前に広がります。

ルート沿いにはおすすめの観光スポットも点在しています。スタート地点の「静岡県富士山世界遺産センター」では、富士山の歴史や文化を学び、富士山信仰の原点ともいえる「富士山本宮浅間大社」でドライブの安全を祈願してから出発するのが王道です。スカイライン途中にある「親方」では、富士宮焼きそばが味わえます。また「森の駅 富士山」は五合目直下に位置し、展望テラスや売店を備えた絶好の休憩ポイントです。

富士宮口五合目駐車場に到着すれば、雲の上に立つような感覚とともに富士山の山肌がすぐそこに見えます。五合目から見下ろすどこまでも開けた視界と、ひんやりと薄い空気は、長い上りの果てに待っていた最高のご褒美です。

ルートマップ

※ Google Maps 上では複数のルート候補が表示される場合があります。記事の距離・時間は推奨ルートを基準にしています。

チェックポイント

Start
富士山本宮浅間大社のほど近くに建つ、富士山の文化・信仰・自然を体系的に学べる施設。逆さ富士をモチーフにした外観が印象的で、出発前に富士山の成り立ちや登山道の歴史を知ることで、スカイラインを走る解像度がぐっと上がります。ここから富士山スカイラインへ向かうドライブが始まります。
静岡県富士山世界遺産センター
Photo by erherradia via Google Maps
Point 01
全国に約1,300社ある浅間神社の総本社で、富士山信仰の原点ともいえる格式ある神社です。富士山スカイラインへ向かう前にここで旅の安全を祈願するのが王道の流儀とされています。広大な境内には「湧玉池」と呼ばれる富士山の湧水が湛えられており、出発前のひとときを静かに過ごせます。
富士山本宮浅間大社
Photo by 山本淳 via Google Maps
Point 02
親方
富士山スカイラインの山麓エリアに位置し、ドライバーたちの間で休憩・食事の立ち寄りポイントとして知られています。山岳ドライブの出発前後に立ち寄り、ご当地グルメの富士宮やきそばを楽しむのもよいでしょう。
親方
Point 03
富士宮口五合目のすぐ下に位置する休憩施設で、展望テラスや売店・軽食コーナーを備えています。スカイラインを登り切った達成感をここで噛みしめながら、駿河湾方面に広がる眺望を楽しめます。富士山の高山植物や溶岩を間近に感じられるロケーションも魅力のひとつです。
森の駅 富士山
Goal
富士宮口五合目駐車場
標高約2,400mに位置する富士宮ルートの五合目駐車場。車を降りた瞬間に感じる薄い空気と、眼下に広がる雲海や駿河湾の眺めがこのドライブの最大のご褒美です。富士山の山肌がすぐそこに迫り、頂上を仰ぎ見る感覚は、約40km、約1時間をかけて登ってきた者だけが味わえます。
富士宮口五合目駐車場

このルートを走り終えて

浅間大社で手を合わせてから走り出し、植生の変化と溶岩の大地を感じながら標高を稼いでいくこのルートは、単なる絶景ドライブにとどまらず、富士山という山の深さを体で理解する体験でもあります。走り切った充実感が、エンジンを切った後にじわりと広がってくるでしょう。

フォトギャラリー

実用情報

ドライブガイド

出発地静岡県富士山世界遺産センター
目的地富士宮口五合目駐車場
距離約40km
所要時間約1時間
難易度中級
ベストシーズン春・秋|新緑の5〜6月と紅葉の10月が特におすすめ。空気が澄み、植生の変化が最も鮮やかに感じられる時期です。
有料道路富士山スカイライン(県道180号)は通常無料。ただし富士山保全協力金(任意・500円程度)の案内がある場合あり。マイカー規制期間中(夏季登山シーズン)は五合目までの一般車通行が規制されるため、事前確認が必須。
駐車場富士宮口五合目駐車場は無料(約300台)。夏季マイカー規制期間中は水ヶ塚駐車場(有料)からシャトルバス利用となる。
注意事項冬季(概ね11月下旬〜4月中旬)は積雪・凍結により富士山スカイラインが全面閉鎖。夏季(7〜8月)はマイカー規制あり。霧の発生も多いため天候確認は必須。

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